人材育成事業の研修会で講師をさせていただきました
青森県の地域人材育成事業に関するインターン実習生の受け入れが始まっておよそ1ヶ月が経とうとしていますが、先日実習生を対象とした一泊二日の研修会があり、一日目の講師として呼んでいただいたのでお邪魔してきました。
午前中から午後の頭にかけては、各実習生が受け入れてもらっている会社や組織についてと、各々のイチオシレポートの発表がそれぞれありました。私のところの実習生二人も発表してました。堂々としてて良かったと思います。各実習生それぞれの特色が聞けて面白かったです。
後半はこれから実習生全員で作り上げていくサイトについて、講師陣から参考になるサイトの紹介とレポートのお手本例を発表したあと、私とJサポートの浄法寺さん、コンシスの大浦さんの3人によるディスカッションと続きました。
私が参考サイトとして取り上げたのはレシピサイトとして有名なクックパッドでした。30代女性の4人に1人がユーザーと言われる巨大サイトがいかにユーザー視点で構築され運用され続けているかについて、できるだけ分かりやすく説明したつもりです。今回はプレゼンの練習がほとんどできなかったんですが、お手本レポートと合わせて持ち時間が10分と短かったので流れを決めた後はわりと作りやすかったかもしれません。でも詰めの甘いところもあったかな。他の講師陣が紹介されたサイトもどれも参考になるもので勉強になりました。浄法寺さんには板橋かずゆきさんのサイトを取り上げてもらったりしてありがとうございました。
ディスカッションではファシリテーター(進行役)の米田さんや実習生からの質問に前述の講師陣が応えていくという形で進みました。米田さんからのお題は
- Webやインターネットが苦手な人にどうやってそれらを使わせるか
- Webへの理解が低いクライアントが相手の場合、どう対応していくのか
などWebをあまり使わない、もしくは使いたがらない人に対してどうしていったら良いのかというものでした。お題について自分なりにお応えしていったつもりですが、要としては「全てユーザーから始めるべき」「相手を知れば知るほど寛容になってくれる」ということで考えました。
振り返ってみると、パネルディスカッション形式でお話させていただいたことは今まであまりなかったかもしれません。今回のように他の講師の方も交えてお話できるのは、色々な意見が聞けて参考になりますし、また自分も考えをしゃべることで頭の整理ができた部分があったのでとても良かったです。また、一応にも実習生の方に向けて自分が知っている情報などを教えるという意味でも良かったと思っています。教えることは勉強になります。
人に教えることほど、勉強になることはない。人の成長の助けとなろうとすることほど自らの成長になることはない。(P・F・ドラッカー)
最後に、あえて指摘させていただくとすれば時間です。冒頭から結構時間が押しましたし、削られたプログラムや発表もありました。ある程度最初から想定されていた部分もあると思いますし、また発表についてはやはり個々が時間を守るべきでもあったと思います。自分が使っている時間は他の人の時間でもあるということを意識するのは大切なのではないかなと思った次第です。
お邪魔したのは一日目だけでしたが、懇親会やその後も色々な方とお話ができてとても有意義でした。皆様おつかれさまでした!
コメント ( 2 )
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お疲れ様でした。拝聴したかったです。
ファシリテーターは米田氏だったんですね。
(ご存知かもしれませんが、前職の同僚です。)
あ、ファシリテーター絡みでご相談があったんでした。
改めて連絡します!!
>Kohさん
そういえば米田さんの前職はKohさんと同じだと言われてました(特に触れなかったんですが)。
いつか一緒にディスカッション出ましょう(^^)