7つの習慣―成功には原則があった!―

7つの習慣―成功には原則があった!

成田15回目のレビューになります。今回レビューする本も引き続き、「7つの習慣」になります。

今回から少しづつではありますが、読書に時間を割くことができるようにはなったのですが、それでもひとつしか読むことができませんでした。第4の習慣である「Win-Winを考える」のレビューになります。

「Win-Win」とは、直訳すると「自分も相手も勝つ」という意味になりますが、もっと噛み砕いて言うと「お互いが利益になること」になることを指します。

レビューとは話がそれますが、この項目を読んでいるのと同時期に派遣元の会社の方で合同研修があり、そこのグルーピングワークでもこの「Win-Win」の話が少し出てきました。

知らず知らずのうちにコヴィー氏(だけではないと思いますが)の考えや、以前何度かご紹介したドラッカー氏の考えが広まっているのだなと感じました。

話を戻しますね。この「Win-Win」の他にも本書では、自分が得をして相手が損をする「Win-Lose」、自分が損をして相手が得をする「Lose-Win」、自分も相手も損をする「Lose-Lose」についても書かれていました。

勿論、理想としてはこの最初に述べた「Win-Win」が1番いいですよね。本書ではその「Win-Win」に持っていく「柱」が書かれていました。それらを少しではありますがご紹介しますね。

  1. 人格
  2. 関係
  3. 合意
  4. システム
  5. プロセス

「人格」・・・この「Win-Win」の基礎。誠実、廉潔であるのが理想。(誠実、理想になるには以前の項目を参照ください。)勇気と思いやりを持つこと。「豊かさマインド」を持つこと。

「関係」・・・信頼残高が高いほどいい(お互いに信頼できる関係であること)

「合意」・・・「人格」と「関係」に基づいた合意

「システム」・・・P(目標達成)とPC(目標達成能力)を築けるようなシステム

「プロセス」・・・問題を相手の立場から見る。対処しなければならない課題と関心事を明確にする。完全に納得できる解決には、どういう結果を確保しなければならないかを明確にする。その結果を達成するための新しい案や選択肢を打ち出す。

になります。かなりざっくり説明しましたが、これらをすべて実行すれば「Win-Win」に近づけると思います。一見すると難しいように聞こえますが、最初の方の項目の「誠実さ」「廉潔」ならばすぐにでも実行できますね。「信頼残高」についてもそれに連動すると思うので、まずはそちらから意識的にやっていきたいと思います。

ここ数週間ずっと本書を読んできましたが、それももうあと3つの習慣を読めば読破です。読破後も、時間があればまた読み返したい本です。

関連レビュー:週刊ダイヤモンド 特集「7つの習慣」(高森さんレビュー)

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