Mac People (マックピープル)2011年1月号
レビュープラスさんからいただいた「Mac People (マックピープル) 2011年 01月号 [雑誌]」のレビューです。
目次
MacBook AirよりiOS4.2(個人的に)
今回の巻頭特集1はMacBook Airについてでした。2代目となる今機が発売された時は驚いたものですが、特集には何故かあまり惹かれず。iPhoneとiPadで結構な満足を得ているせいか、詳細なレビューに対して申し訳ないと思いつつも興味は特集2のiOS 4.2の方へ。
アプリのマルチタスキングやフォルダ分けなど、iPhoneでできていたことがiPadでできるようになったことは便利で、その他自分が知らなかった新機能(五十音キーボードの搭載)など参考になりました。(※五十音キーボードの表示の仕方は分からないままですが…)
Adobeの動きに注目
Webに携わる者として特に気になった記事が、2010年10月に行われた「Adobe MAX 2010」のレポートです。ここでAdobe社が発表したマルチスクリーン対応に関する以下の取り組みについて発表されたそうです。
- Flashプラットフォームの強化
- 関連ツールのアップデート
- HTML5のサポート
- 電子出版への取り組み
個人的に琴線に触れたのは電子出版への取り組みで、電子書籍の作成配布・販売・分析などに対応するサービス「Adobe Digital Publishing Suite」についてでした。他紙でも本ツールについて取り上げられており、注目しています。ただしこのサービスで作られる電子書籍は現段階では画像としてのページ出力がメインということだそうなので、音声での読み上げ等に対応できるePub形式の方が個人的には惹かれる部分が多いと感じています。
iPhoneでFlashを再生するアプリ
iPhoneやiPadではFlashアニメーションを再生することができませんが、有志によるアプリの開発が進んでおり、Skyfireというアプリを使用すると、様々な制約はあるもののFlashを再生することができるとのことで紹介されています。現在はアメリカのiTunes Storeのみでの販売だそうです。
ちなみに個人的にiPhoneやiPadでFlashを閲覧する方法として、TeamViewerなどのリモートデスクトップアプリを使用してPCの遠隔操作を行うことで、動きは鈍いですがiPhoneやiPadでFlashを閲覧することができています。
Bento for iPad
個人向けデータベースソフトのBento。このiPadアプリが「Bento for iPad」です。Bentoもこのアプリも使ったことはありませんが、紙面ではワインバーのお客様向けリストとして使われている例が紹介されています。通常の写真アプリでも写真を見せることはできますが、このアプリを使うことによってデータベースを活用したより柔軟で効率的なプレゼンリストに変わるという事例は興味を引かれます。
各種クラウドサービスの無料・有料
特集1は主にクラウドサービスと呼ばれるものの無料版と有料版の紹介です。Mobile MeからEvernote、Dropbox、Sugarsync、Firestoregeといった普段お世話になっているソフトが紹介されています。概ね「有料版にした方がお得」な内容ですが確かにと説得力がありました。例えばGoogleの画像ソフトPicasaでは、有料版で増えた容量をGmailやGoogleドキュメントの容量に振り分けられるというメリットがあります。20GBだと年間5ドルという破格の安さも魅力的です。
自分の琴線に触れた内容をピックアップしてみましたが、他にもiOS関連アプリや年賀状作成のほか、別冊付録としてMobile MeとiLife’11の冊子も付いており、今回も充実の内容です。
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