電子書籍の読み上げアプリ「朗読少女」

朗読少女(iOSアプリ)電子書籍アプリでようやく音声読み上げに対応したコンテンツを提供するものが出てきました。今のところ把握したのが朗読少女 – Story Time Girl –です。iPadにもインストールできますが、現時点ではiPhone・iPod touch推奨のようです。

著作権の切れた文学作品を読むことができるアプリとしてi文庫i文庫HDなどがありますが、これらはiPhoneやiPadに標準で付いている音声読み上げ機能「VoiceOver(ボイスオーバー)」に現時点では対応していません。目の不自由な方やお年寄り、音声で聞きたいユーザーとしては、i文庫の膨大な作品群を音声で聞くことができればどれだけ良いかと思っていました。

朗読少女 は声優の「ささきのぞみ」さんが朗読した音声をiPhoneやiPadで読み上げるというアプリです。以下ダイヤモンド・オンラインから一部引用です。

オーディオブックが電子書籍の可能性を開く!美少女が名作を読んでくれる「朗読少女」のブレイクぶり

各社から新製品のリーダーも発売され、ようやくハード面でも出揃った感がある電子書籍。これでいよいよ、販売サイトやレンタルサイトも本格的に活気づいてくるだろう。そんななか、登場したのが「朗読少女」という新しいコンテンツだ。その名の通り、読んで欲しい本を「乙葉しおり」という架空の少女が朗読してくれるiPhone・iPad用のアプリケーションだ。

朗読は人気声優の「ささきのぞみ」が担当し、2010年7月19日の発売開始からすでに20万ダウンロードされている。本のラインナップは、青空文庫を中心としたいわゆる著作権切れの作品をメインとしている。(一部略)

「朗読少女」は朗読を聴くだけではなく、キャラクター育成ゲームの要素も備えていて面白い。今後は、別キャラクターの発売も検討しているそうだ。 期間限定で「朗読少女 羅生門LITE」が無料ダウンロードできるので、まずは体験してみることをお薦めする。ちなみに有料版の価格は、“朗読少女”アプリとコンテンツがセット になったものが450円、コンテンツのみを追加する場合は350円だ。(一部略)

一般書籍と同等の価格で現代文学に触れることができるのは、目が不自由な人にとっても朗報といえる。ボランティアで朗読をして無料配布するにしても、著作権の関係上仕方なく古典文学がその大半を占めてしまうのが、現実ではないだろうか。

現代文学に触れたいと願う視覚障害者の方々のためにも、今回紹介したオーディオブックの認知度が広がり、普及してくれることを願って止まない。

音声読み上げ機能が標準で搭載されたiPhoneやiPadのようなデバイスと、障害者用に再編集する必要のない電子書籍が組み合わさればより多くの人に等しく情報を得られるようになると以前から考えていました。今回話題になっている朗読少女が一つのきっかけになり、情報のアクセシビリティ化が広がっていけばと願っています。

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