ゲーミフィケーション【読書レビュー】

ゲーミフィケーション―<ゲーム>がビジネスを変える

ゲームの考え方やデザイン・メカニクスなどの要素を、ゲーム以外の社会的な活動やサービスに利用するもの」

「これが本書「ゲーミフィケーション―ゲームがビジネスを変える」で紹介されている、文字通りゲーミフィケーションの定義です。

「薄々気づいてはいたのですが、自分自身ケータイをスマートフォンを使うようになってからゲーミフィケーションの要素を有したものに触れる、体感する機会が増えました。それを再認識したのはゲーミフィケーションについてメディアで知ったり本書を読んだからかもしれません。

個人的にスマートフォンにしてから色々なアプリを使うことが増えたんですが、自分が今いる場所を登録するfoursequareもまた本書で紹介されているアプリの一つです。

筆者は昨今のIT技術やSNSの動向、スマホの普及など様々な観点からゲーミフィケーションの重要性を提唱しています。また、ゲーミフィケーションの要素を持ったものは今でこそ顕在化してよく目にするようになったものの、昔からゲームの要素を持ったツールやサービスはあったことを紹介しています。

本書ではゲーミフィケーションの重要性をうたうだけではなく、昨今のSNSやwebサービスで展開されるゲーミフィケーションの事例も多く紹介されています。またゲーミフィケーションの仕組みを構築するための流れやポイント、注意点などにも触れられていて、「ゲーミフィケーション」のタイトル通り充実した内容になっていると思います。

ちなみにゲーミフィケーションと聞くと「ゲームを作ること」とイメージするかもしれませんが、ゲームを作ることとゲーミフィケーションは同義ではなく、最初に紹介した定義のように、ゲームの要素を様々なものに適用・応用するというのがポイントです。

筆者は広告戦略の流れがイメージ戦略などの「物語」から、最近のSNSなどに見られる「ソーシャル」へと移っていき、そして今後は「ゲーム」がメインになっていくと述べています。すでに多くのSNSやWebサービスではゲームの要素を持ったものがほとんどであり、すでにその兆候は見られます。

ゲーミフィケーションの要諦を理解し、自社のサービスだけでなく組織改革など様々なものに応用が効くこの新しいトレンドを理解することは結構重要だと個人的に感じています。「ゲームが持つ力」をよくよく理解し実践に移すことができれば、また新しい力を発揮できるようになるのではと思います。

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