パラパラ絵本て結構感動する
パラパラアニメといえばお笑い芸人「鉄拳」のパラパラアニメが注目されたりしてます(実際感動しました)が、個人的にもいくつかの経緯があってパラパラ絵本に興味を持つきっかけがあり、1つ購入してみたのがパラパラ絵本の「クリスマスの足音」です。これ超感動しました。
Amazonの紹介ページでは、実際にパラパラめくった際の画像をいくつか見ることができるのですが、実際に本を手にとってパラパラした時の感動は比較にならないですね。
たぶんYoutubeなどの動画で見るのともまた違う、自分で手にとってパラパラすることで本当に味わえる感動がこの本にはあると思います。そんなに厚みがあるわけでもないのでストーリーは短いですが、手のひらサイズで子供でもめくって読むことができますし、この短いストーリーの中に色んな感動の種が仕掛けてあります。おすすめの一冊です。
余談ですが同じパラパラ絵本でも残念だったのが、上で紹介した鉄拳の「振り子」です。これは正直がっかりでした。
「クリスマスの足音」も「振り子」も、実は私ではなく嫁が仕事関係で使うということで買った本だったんですが、後でAmazonのレビューを見ると「振り子」は酷評のオンパレード。買う時にレビューをチェックしていればと思いつつも、実際に買って読んでみると確かにこれは残念な出来。
何が残念というと、この本パラパラめくって遊べないんです。ただパラパラマンガの中のカットが断片的に載っているだけ。パラパラマンガとして楽しみたいと思うユーザーの心理をこれでもかと無視する作りに、がっかりもしつつちょっと驚きました。なので個人的にはおススメしません。
Youtubeでは「振り子」のアニメーションを見ることができるので以下に紹介しておきます。
余談ですがパラパラ絵本に興味を持った経緯について。一つは上でも説明した嫁の仕事本として。そしてもう一つはリハビリ目的にパラパラ絵本が使えるかもしれないということです。
ブックディレクターの幅允孝さんは本に関する様々なお仕事をされていることで有名です。その幅さんがリハビリテーション施設からの依頼で、リハビリに使える本をセレクトして欲しいというオーダーをもらって選んだ本の中にパラパラマンガがありました。
指先を意図したように使うことのリハビリとして、パラパラマンガが使える可能性があるということでした。「つかう本」では幅さんがピックアップした「リハビリ教材として使えそうな本」がたくさん紹介してあります。パラパラマンガは無かったのですが、様々なテーマでセレクトされた本を見るのは楽しいです。
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