盛岡市で視覚障害者向けiPad講習を実施しました(2014年12月21日)

講習会の様子

2014年12月21日、盛岡市で視覚障害者向けiPad講習会の講師を担当しました。

内容は今年の8月に同じ盛岡市で講習会をした時と同じように、基本をじっくり時間をかけて行うようにしました。iPadについての簡単な説明から周辺部、画面の状態などについてなどひと通り説明したあと、音声読み上げ機能の基本操作を紹介しました。また話の合間にはiOS・iPad自体のバージョンによる機能の違いなど、応用的なことも織り交ぜながら、参加された皆さんの知りたいことにお応えしていきました。

当事者の方からは「自分はiPhoneを使っているけど、iPadにできてiPhoneにできないことはありますか」と質問いただきました。両者はほぼ同じ仕組ですが、例えばiPad独自のジェスチャー(5本指でホームを表示するなど)があったりであるとか、iPadはiPad・iPhone両方のアプリをインストールすることができるなどをご紹介しました。

視覚障害のある方にとって、iPadとiPhoneのどちらが良いかは人それぞれの好みやニーズ、障害の種類によって異なるので一概には言えませんが、全盲の方は総じてiPhoneを使う方が多いように思います。

今回はいつもの講習会に比べて当事者の方よりも支援者(健常者)の方が多かったので、今回の内容を活かして地域の当事者の方々に使い方を広めて頂ければと思っています。今回は読んでいただきましてありがとうございました。

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