「視覚・聴覚障害のある方にiPadを教える人財育成講座」第12期第3回
昨日投稿した蓬田村でのワークショップと同じ日、つがる市で開講中の「視覚・聴覚障害のある方にiPadを教える人財育成講座」の3回目を行いました。
この日の数日前に電話で「遅くなってしまったけど受講したいのですが大丈夫でしょうか」と連絡いただきまして、その方も今回から参加されました。
第3回目の前半は、iPadの音声読み上げ機能「VoiceOver」を使ってホーム画面やアプリの操作方法を実践しました。
この講座の中ではここが難所の1つです。短い時間の中で様々な指の使い方を駆使して、画面の読み上げ方法やアプリの操作方法などを練習していきました。
自分は長らくVoiceOverをこうした機会で説明しているのである程度慣れているつもりですが、普段使ったことのない方がVoiceOverを使おうとすると、かなり面食らうと思います。
便利に使おうとすればするほど「何本指でどちらの方向に弾く」とか「何本指で何回タップする」など、多くの指の使い方を学ぶ必要があります。
それだけでなく、操作によっては画面の音が鳴らなくなったり、画面を暗くしてしまう操作などもありトラブルの元にもなります。
そうした不安の芽も加味しながら、1つずつ説明して実践していきました。
後半は聴覚障害のある方に講習をする時のポイントを説明しました。
人にものを教えるという事はコミニュケーションが重要になるわけですが、一口に聴覚障害といっても様々な違いがあるので、どういったことに気をつけたらいいかなど、障害の背景なども説明しながら説明しました。
ワイヤレスイヤホンのAirPodsを補聴器の代わりに使える機能のデモは新鮮だったと思います。補聴器の事については詳しくないのですが、素人目にはなかなか使える便利な機能だと思っています。
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