「障害者・シニアの方にIPADを教える人財育成講座」青森市第2期第2回
青森市で開講中の「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」第2期は10月15日に第2回を行いました。
八戸市で開講中の第1期第2回とほぼ内容は同じ。シニアについての特性や、シニアの方にiPadなどの使い方を紹介する上でのポイントについて説明したり、iPadの機能を確認したりなどしました。
第2期では中途失聴の受講者さん向け情報保障として、UDトークを使用しています。
第1回に続き今回もUDトークで、私が話している言葉をリアルタイムでiPadに表示する機能を使ってみました。が、今回はちょっとイマイチな出来。
私の声を拾うiPhoneでの表示は早いものの、それがiPadに表示されるのにかなり時間差があったり、音声認識の精度もあまり良くないことが多く、有効に使えた場面が少ない印象でした。
声を拾う方法も、iPhoneに直接話しかけたり有線・無線のイヤホンを試したりなどいろいろやってみましたが、「これな間違いなし」というものは見つからずでした。
複数のデバイスでUDトークの内容を共有・表示する方法は、比較的うまく機能する場合としない場合があり、確実性が低い印象です。一方で、たとえば講師の声を拾うUDトークの内容を別のスクリーンで投影する方法であればタイムラグは起こらないので、次回はこのやり方を試してみようと思っています。
講座では他にも「AirDropの機能は端末を近づけた方がより送りやすい」とか「画面の傾きを固定する方法はiPadの種類によって異なる(コントロールセンターから設定できる機種とできない機種がある)」といった、受講者の皆さんとやりとりをしていく中で改めて気づいたことが出てきました。
わかっているようで実は曖昧だったことを、自分も含め全員で発見して共有できるのは講座の醍醐味だと思います。
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