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ネットのサービスはネイティブアプリでもブラウザでも利用できるようにしておいた方がいい

タブレットを操作している様子

要約サービスを利用していて気づいたことのメモです。

書籍の内容を要約したテキストを読むことができるサービスがいくつかあります。

サービスを利用するには、専用のアプリをインストールして読むか、ブラウザからサービスにアクセスして読む方法があります。

要約サービスのフライヤーは様々な本の内容が予約されたテキストを読むことができる有料のサービスです(一部は無料)。

専用のアプリが出ているので、つい最近までアプリから要約を開いて読んでいました。

比較的読みやすくて満足していたのですが、ひとつ不満な点がありました。それは要約の内容を保存しにくいことです。

フライヤーのアプリには、要約の文章をそのままテキストとしてEvernoteなどに保存する機能がありません。

インプットの正しい方法としては、要約の文章を全て保存するのではなく、読んだ内容から必要な部分を自分でメモして保存するのが良いと思うのですが(実際にそうすることもあるのですが)、優れた要約はまるっと保存したいと思うこともよくあります。

このジレンマを感じた時に何か方法はないかと思っていたのですが、たまたまブラウザでフライヤーのサイトにログインして要約のひとつを開いたところ、アプリで開くのと近いレイアウトで要約の文章を表示することができました。

ちなみに環境はiPadのSafariです。

Safariで開くことができればいろいろなアプリに、表示した内容を送信することができます。

今回は予約の文章をEvernoteに送って保存することができました。

やってみれば何の事はない簡単なことだったのですが、つい「ネイティブアプリでないと使えない」という固定観念に囚われていたことに、その時初めて気づきました。

ネイティブアプリはブラウザでサービスを利用する方法にはないメリットもありますが、今回のように情報を保存したり外部のクラウドに送りたいという柔軟な使い方をしたい時には、かえって制約が多い場合があります。

同一サービスをネイティブアプリでもブラウザからでも使える状態にしておくことで、ユーザはサービスの使い方や選択肢に幅を持たせられるようになります。

またそうすることで、開発者がネイティブアプリに複数の機能を実装しなくても、ブラウザに標準で備わっている機能を応用させることで、ユーザーはより幅広い使い方ができるようにもなります。

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