むつ市でiPad交流会
iPad人財育成事業の一環で、今年度も青森県内各地でiPad交流会を計画しています。
昨日はむつ市で今年度1回目の交流会を開催しました。
以前人財育成事業に参加してくれた方々もいれば、知り合いの全盲の方も参加してくれたり、iPhoneに関心があって参加してくれた弱視の方もいらっしゃいました。
弱視の方は現在Androidのスマホを使ってらっしゃるのですが、5年経って端末がかなりへたってきたので、この機会にiPhoneを触ってみたいそうでした。
奇しくも今年度はソフトバンクさんからiPhone Xを5台もお借りできたので、参加した皆さんにお配りして触っていただきました。
全盲の方はすでにiPhoneを使われているのですが、ホームボタンがあるiPhone 8を使っているので、ホームボタンがないiPhone Xとの違いを操作しながら比べているようでした。
弱視の方はAndroidの音声読み上げ機能を使われたことがあるようで、iPhoneの音声読み上げ機能「VoiceOver」も操作の似た部分を応用しながら、けっこうスムーズにiPhoneの操作も覚えて使っていけているように見えました。
2時間の中ですべての操作を覚えることは難しいにしても、基本的な操作や文字入力のコツなど要所は抑えられたようでiPhoneへの印象はよかったように思います。
シニアの方はiPadを持参してこられました。指紋認証を登録していなかったので、画面を開くたびにパスコードを入力する必要があったのをみて、Touch ID用の指紋をその場で登録してみることに。
指紋を登録し終わり少し設定をすると、パスコードを入力することなく最初の画面が表示できるようになり、便利に感じていらっしゃるようでした。他にもラジオのアプリやナビアプリなども好評だったようです。
全員に共通して好評だったのはSiri。操作方法がおぼつかなくてもSiriで話せば目的地までのナビを設定できたり、地域の天気予報をすぐ聞けたりできるのは便利な様子。ふだん使い慣れてるとその便利さを忘れがちですが、使い慣れない方にとってこうした音声入力機能は思っている以上に便利な機能なんだと思います。
2時間あっという間でしたが楽しく有意義な会ができたと思います。皆さんありがとうございました!
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