Appleのイヤホンがついに補聴器機能を搭載へ

Appleのワイヤレスイヤホン「AirPods Pro 2」に補聴器機能が追加されるという情報が話題になっています。

2020年にこのブログに投稿した「難聴者も認めた!?実は補聴器としても活用できるAir Podsの使い方」では、iPhoneのライブリスニング機能を活用し、iPhoneから聞こえる音をAirPodsで大きく聞き取ることができることによって、補聴器の代替機能として使えそうだと触れました。

今回は正式に、AirPods Pro 2に補聴器としての機能が近く追加されるようです。

Apple、AirPods 4を発表、AirPods Pro 2では世界初のオールインワンの聴覚の健康をサポートする体験が可能に

主な特徴として挙げられているのは以下のようなもの。

  • FDA(米国食品医薬品局)の承認を取得済み
  • ソフトウェアアップデートで提供予定
  • 約5分間の聴力検査を実施
  • 検査結果に基づいてパーソナライズされた設定を作成
  • リアルタイムで周囲の音を増幅

この発表を受けて皮肉にも補聴器ブランドの株価が低下したというニュースもあるようです。

AirPods Pro 2は一般的な補聴器よりも値段が高いと言われていますが、補聴器と金額だけ比べれば相当安価な部類に入ります。

連続使用時間は補聴器の方に分があると思いますが、使いようによっては安価かつ手軽に、ちょっとした聞こえの補助が必要な場合などにAirPods Pro 2が活用できるのではと思います。テクノロジーの進化によって新しい波が立ったという感じがします。

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