講座の様子

「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」第3期第8回

講座の様子

五所川原市で開講中の「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」第3期は昨日第8回を行いました。

今回はiPadの音声読み上げ機能「VoiceOver」の基礎と応用。基本的な操作方法(ジェスチャー)の復習から始まり、ホーム画面を操作したり、Safariでシンプルなホームページを開いて読み上げてみたり、Kindleの電子書籍を音声で読み上げてみたりなどしました。

説明をしていく中で受講者の皆さんからたくさんの質問があり、それに応えていく中で自分も勉強や気付きになった点がたくさんありました。

たとえばVoiceOverの操作説明音声で「開くにはテンダブルタップします」と思っていたものが実は「開くには、ダブルタップします」のように句読点を読み上げていたのを聞き間違えていたこと。ちなみにVoiceOverの設定では句読点の読み上げも省略したり一部カットするなどの変更が行えます。

また受講者の方から「VoiceOverのように音声で逐一案内してくれるのは、目が見えない人だけでなくシニアの人にもいいかも」と話が出ました。

人によっては自分が行った操作に対して「これでいいの?間違ってないの?」と確認が欲しい場合があります。VoiceOverのようにタップしたものが何なのかなど、いつも音声で行ったことを説明してくれる機能は、いろいろな人が便利に使える可能性があると改めて思いました。(VoiceOverの操作は慣れないと難しいので、操作は通常通りで音声案内だけしてくれるモードがあるとよいかもしれませんね)

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