iOS15とiPadOS15がリリース

iPhone13シリーズとiPad mini第6世代の発売を前に、iOS15とiPadOS15がリリースされました。

手持ちのiPhoneにはiOS15を。同じくiPad Pro11インチにiPadOS15をインストールしてみました。

個人的にはけっこういいアップデートかなという印象です。Safariのメニューが従来の画面上から画面下に移動したのには賛否ありますが、親指が届きやすいので慣れてくると良いんじゃないかなと。

カメラや写真に写り込んだテキストを認識する「テキスト認識表示」は面白い。日本語が公式対応していないので、写真内の文字を日本語で読み上げるあたりの挙動はまだ微妙ですが、将来的なアップデートに期待です。この機能が日本語対応になれば、視覚や読字障害のある人にとってとても便利なツールになると思います。

iPadOS15の方は、いきなりホーム画面上にウィジェットが追加されて面食らいましたが、iOSの方で慣れていたのでそんなに違和感なく。Split ViewやSlide Overが画面中央上の3つボタンマークから簡単に切り替えられるようになったのはいいですね。ドラッグの操作に慣れていないユーザーには便利だと思います。

画面右下から瞬時にメモを表示できるクイックメモの機能も秀逸。さっとメモを小さく表示し、Apple Pencilでメモが取れるのはギミックとしても面白い。そういえば手書きの文字をテキストに変換入力できる「スクリブル」が日本語対応したりと、以前のOSでは日本語対応していなかった機能が少しずつローカライズしている点もいいです。

派手なアップデートに目がいきがちですが、アクセシビリティ機能はこれまでのOSアップデートを含めて少しずつ新しい機能が追加されています。この辺もすごい数になってきたので、ぼちぼちチェックしていきたいと思います。

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