iPad交流会(青森市1回目)

2021年12月3日、青森市のアピオあおもりでiPad交流会を開催しました。

iPad人財育成講座と同じく青森県の委託を受けて実施するイベントですが、人財育成講座と異なるのはテーマフリーで開催するところです。

参加者が聞きたいことや、実際にiPhoneやiPadを触ってみるなど自由に行えるところが交流会の良い点だと思っています。

当日は6名の方が参加。うち3名の方が全盲だったり視力が下がっているなど、視覚になんらかの障害がある方々でした。

初めてお会いしたNさんからは「iPadってなんですか?」というご質問への回答からマンツーマンでの説明を担当。実際にiPadを触ってもらったり、VoiceOverを起動して画面を音で認識してもらったりなど、Nさんの理解度や知りたいことに合わせた機能や使い方を説明していきました。

とくに反応がよかったのはGoogleアプリを使った紙情報のOCR機能。書類やレシートをGoogleアプリのカメラ(テキスト・文章モード)で読み取ると、書かれた文字を音声で聞くことができます。

NさんはAndroidスマホをお使いなのでGoogleアプリはすでにインストールされており、ご自身のスマホで何度も試されていました。よほど良い機能だったようで「今日来てよかったです」と仰っていました。

交流会ではそのほか参加されたご要望に応じて、Apple Watchやエアタグ(物忘れ防止タグ)などもご紹介しました。

こうして当事者の方にiPhoneやiPadや周辺機器をじっくり説明したのは久しぶり。以前よく活動していた講習会を思い出す感じで、自分の活動の原点だなーと改めて感じました。

今は人財育成講座やその他の仕事のスケジュールなどの関係で、こうした講習会がなかなかできてないなとも改めて実感。交流会で少しでもそうした啓発や活動ができたらと思いつつ、今年度は青森県内の各市であと4回開催予定です。

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