高校の志望倍率とSNSとの相関関係はある?
青森県内の県立高校における、進路志望状況第2次調査(志望倍率)が今日発表されました。
息子が受験生だった去年は、これが気になったなーとふと思い出しながら、新聞紙面に載った県内各高校の志望倍率を眺めてみました。今年の全日制の志望倍率は、過去最低の0.91倍だそうで。少子化もあり年々定員割れする高校が増えています。
息子の高校の志望倍率は、去年も割れてましたが今年はさらに割れるという。けっこういい高校だと思ってるんですが、なかなか難しい。大半の高校も定員割れしている状況なので、厳しいところが多いとは思います。
各学校もそれぞれ志望倍率を上げるためにさまざまな取り組みをしていると思います。新規性のある活動、話題性のある部活動、各種SNSでの情報発信等々、いろいろな試みを試しているのだと。自分も息子の高校のインスタはフォローしてますし、サイトもたまに見たりします。
それでふと思ったのが、「高校の志望倍率とSNSでの情報発信との間に相関関係はどのくらいあるんだろう」ということ。
昨年話題になった選挙におけるSNSの影響などを踏まえると、SNSへの取り組みが少なからぬ影響を及ぼすのではと思わなくもないですが、実際はそうとばかりも言えないだろうなと思うところもあるわけで。ちょっと整理して考えてみたり。
学校SNSでの情報発信を、ポジティブな面で捉えたとすると考えられるのは
- 学校の行事や環境、部活動などの様子をSNSで発信することで、中学生や保護者にポジティブな影響を与えられるかもしれない。
- SNSでの発信を見たOB・OG、関係者などがシェアすることで学校の魅力発信が広がる可能性もある。
- SNSでの情報発信によって自校のリアルな魅力、他校との差別化や優位性をPRできる可能性もある。
などが挙げられるのではと思います。
一方、SNS以外で学校を選ぶ要素も当然ながらたくさんあります。
- 立地や通学における利便性
- 学費や奨学金などお金に関すること
- 入試の難易度
- 進学や部活動などの教育実績
- 学校の評価や口コミ(SNS以外)
冷静になって考えれば、むしろSNS以外の要素の方が重要視されてしかるべきと言うか、本質は後者の方であるわけで。
一方で、そうしたSNS以外の要素における魅力を、SNSなどで的確かつ魅力的に発信することによって、ゆくゆくは志望倍率アップにつながる可能性もまた高まるのではとも思うわけです。
そんなことを思って、生成AIで志望倍率と、各高校のWeb・SNSの活用状況との間に相関関係がないかざっくり調べてみようとしたんですが、ちゃんとやろうとすると時間がかかるのでとりあえずストップ。ただこうした分析も面白いのではと思った、意外と雪少なめの今日の青森です。
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