考えよう 学校のカラーユニバーサルデザイン(読書レビュー)

考えよう学校のカラーユニバーサルデザイン本が好き!で頂いた書籍「考えよう学校のカラーユニバーサルデザイン」を読みました。


同じカラーユニバーサルデザイン機構から発売されていた「カラーユニバーサルデザイン」は以前読んだことがあるのですが、いずれもカラーでの実例が豊富でとても分かりやすいです。特に今回読んだ学校のカラーユニバーサルデザインは、子どもたちが活動する学校で生じうる色を巡るトラブルや困る場面について、様々なケースが紹介されています。

事例も見開き2ページで一つのケースが完結しているので、内容がコンパクトにまとまっていて分かりやすくなっています。文章は少なめでイラストを見れば大方理解できますし、これなら大人だけでなく子どもが見ても分かりやすいと思うので、まさにユニバーサルデザインというか、誰が呼んでも学べそうですね。

当然のことながらそれぞれのケースに対して解決策も紹介されています。本書のケースで比較的共通している解決策としては、色のみに頼らないということかなと。色弱や色盲の方の場合、色での識別が難しい場合があるため、色と文字、色と数字など複数の表記方法を併用することで解決できることが多いです。

これはWebアクセシビリティでも同じことが言えるわけで、視覚や色のみに依存した表現には気をつけるべきことが多いです。見た目に問題なくても、視覚障害者の方が使う音声読み上げソフトで正常に音声が読み上げられるような配慮がされているかどうかで、そのホームページが健常者だけでなく高齢者も障害者も使えるものかどうかが変わってきます。

ユニバーサルデザインもWebアクセシビリティも、それらの基本的なことに準拠すればそのサービスを使うことができるユーザーは増えるので、基本的には良いことが多いですし対応するべきことだと考えます。新しい技術やサービスが出てくるたびに新しい取り決めも必要だと思いますが、誰もが使うことができるという要素についてはできるだけ担保されることを望んでいます。

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