「障害者・シニアの方へiPadを教える人財育成講座」第4期第8回(実習に向けた練習)
青森県三沢市で開講中の「障害者・シニアの方へiPadを教える人財育成講座」第4期は昨日第8回を開催しました。
第8回の前半は、視覚障害のある方にiPadの説明をする練習。受講者さん同士で教える側と教えられる側になり、来週行う実習の予行演習をしました。
教えられる側は目を閉じて説明を聞くようにするのですが、目を開けている時と閉じている時とで勝手が異なると感じた方が多かったようです。
受講者さんたちもこうして視覚障害のある方を想定して教える立場になるのは初めての方が多く、各グループで話し合いながら試行錯誤されていました。来週の本番を前にいろいろな課題が見えたと思うので、当日に向けてよい準備をしてほしいと思います。
受講者さんの中には、全盲の方でも画面の様子(アプリの並びなど)が分かりやすいような工夫をこらしたものを作ってこられたり、作るための工作物を持ってこられた方もいらっしゃり、皆さんのモチベーションの高さを感じました。
後半は視覚・聴覚障害以外のアクセシビリティ機能について。四肢に障害がある人でもiPadを操作できるアシスティブタッチやスイッチコントロール、音声コントロールなどを紹介しました。とくに音声コントロールの多機能性には驚かれていたようで、VoiceOverと併用して使用できることもわかり、iPadの活用の幅がさらに広がりそうです。
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