「視覚・聴覚障害のある方にiPadを教える人財育成講座」第13期第2回
田舎館村で開講中の「視覚・聴覚障害のある方にiPadを教える人財育成講座」は昨日が第2回目でした。
先週まで弘前で実施していた講座の受講生さんがお一人、田舎館村の講座も受講してくれることになって駆けつけてくれました。また仲間が増えて嬉しいです。
講座に夢中になって写真が撮れなかったので、講座で紹介したアプリのスクリーンショットをアップしました。
大筋の内容は先週つがる市で行ったのとほぼ同じですが、講座を進めていると同じ予定でも進み具合やその時々の状況によって、内容を修正しながら講習しています。
例えば新しい受講生さんにお渡ししたiPadのことで。講座用に調整したはずなのですが、iOSのバージョンが最新の12ではなく11だったため、画面操作のジェスチャーに微妙な違いが出ました。
ちょうど講習のポイントとして「iOSのバージョンやiPadのバージョンの違いによる差異に気をつける」と説明していたので、iOS 12と11の違いをそれぞれ体験してみたり、iOSのバージョンの確認方法などを説明しました。
アプリについては「お金をかけることで得られるものもたくさんある」と説明しています。
例えば「聞く本」としてのサービスで注目されているオーディオブックのアプリは、視覚に障害のある方や健聴者にとっては興味深いサービスですが、基本は有料で提供されています。
講座では私が使用しているアマゾンのオーディオブックサービス「Audible」を使ってどんな機能があるのか、どんな音声なのかを見聞きしてもらいました。
「講座の行き帰りは長距離運転なので、Audibleでよく小説を聴きながら運転しています」と紹介すると、具体的な利用のシチュエーションもイメージができてなるほどと思ってもらえるようです。
無料で使えるに越した事は無いかもしれませんが、少しお金をかけることで得られるものも大きい場合があると思います。なので可能な範囲でそういった投資もしてはどうかと紹介しています。
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