情報機器等の支援者講習会に参加しました
2013年8月21~23日に岐阜県岐阜市で開催された「第4回 情報機器等の支援者講習会」に参加させて頂きました。
この講習会の主催は社会福祉法人 日本盲人社会福祉施設協議会で、主に視覚障害者の情報機器についての講習を受講しました。写真だと見えませんが、40名を超える参加者が二泊三日の長丁場の講習会に参加されていました。参加された方は全国の視覚障害者関連団体で職員をされている方や視覚障害者の方などがほとんどで、Webに従事している人は私一人でした。
内容は視覚障害者に適したパソコンの選び方やWindows8の音声読み上げ機能の体験、視覚障害者へのパソコンの教え方のポイントやロールプレイング、全国の各施設で取り組まれている事例の紹介、視覚障害者向けiPadの機能紹介など盛り沢山でした。
今回の講習会は自費で参加ということもありモチベーションは高かったのですが、二泊三日という長丁場の講習会というのは実はあまり経験がなかったので集中力が持つか少し不安だったのですが、初日から最終日までどの内容も興味深く、色々実機を触ったり新しい知識を得られたりと、集中力の途切れることがないほど充実した三日間でした。
個人的にはWindow8の読み上げ機能(ナレーター)と、Windows8に対応したPCトーカーの読み上げ機能が新鮮でした。ナレーターは漢字の詳細読みがまだ実装されていないものの、タッチパネルのジェスチャーにも対応していますし、Windowsに標準の機能としてとても進歩したと思います。PCトーカーの読み上げはiOSの音声読み上げ機能(VoiceOver)に慣れているととても自然な発音に聞こえてこれもまた新鮮でした。
充実した研修期間の中でも、二日目の夜には同じ青森から参加された方に岐阜の名所を色々と案内していただき、期せずして岐阜観光ができとても楽しい思い出ができました。
また、視覚障害に普段から従事されている方や、実際の当事者の方々と触れ合う機会がもててこれもまた有意義でした。視覚障害者向けiPad講習会を行っていても、長い時間当事者の方々と時間を一緒にするということは少ないので、その意味でとても充実した時間でした。
来年も機会があれば是非参加させていただきたいと思っています。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。