「子守りしながら仕事できるっていいですね」は本当?

働き方改革等の話題が賑わっています。同一労働同一賃金制度の導入や、副業の解禁、在宅勤務やテレワーク等場所にとらわれない働き方などなど話題に事欠かなくなってきました。

私個人はフリーランスと言うことで基本的には自宅で仕事をしていますが、ファーストフード店や図書館などで仕事をすることもあります。基本的には気分転換が主な理由です。自宅で仕事をしていると、様々な誘惑があったり、仕事とプライベートの区別がつきにくくなる場合があるので、折を見て気持ちの切り替えがしやすいよう仕事の場所を変える工夫をしたりしています。

在宅勤務は会社で働く人がオフィスに出社して仕事をするのではなく、自宅にいながらにして仕事をすると言う働き方です。

在宅勤務は通勤の必要がないのでその分の時間を有効に活用できたり、家族や家のことで様々なしがらみや問題がある場合に、無理をして出社せず自宅でことの対処にあたりながら仕事ができる働き方としても注目されています。

一方で在宅勤務については実際にやってみると、思わぬ現実にぶつかることもあると思います。

在宅勤務をしたことがない人にとって、「在宅勤務だと子供を見ながら仕事ができていいですね」と思われる場合もあるかもしれませんが、これが実際そうでもなかったりします。私自身以前そうした状況になったことがあるのですが、思っていた以上に仕事が進まなかったことがありました。

子供が生まれて間もなくの頃は、妻の両親と同居していたこともあり、両親に子供を見てもらいながら、私も家で仕事をしながら子守をすることがありました。

子守をしながら仕事をするというのは思っていた以上にとても難しく、まず仕事に対しての集中力が不規則に途切れるので、仕事のペースをつかむのが難しくなります。こればっかりは仕方がないのですが、当時はこの気持ちの切り替えや、柔軟に時間を調整するのがかなり難しいと感じていました。

これは実際に自分で体験したことなのでこう言えるわけですが、在宅勤務やテレワークなど、経験したことがある人とない人では理想と現実のギャップも多分にあると思います。自分で経験したことがないことについていろいろなイメージを膨らませて見ることも大切ですが、実際に経験したほうが理解が早いと言う例は他にもいろいろあると思います。

障害のある方への取り組みや活動然り、できるだけ自分の目で見たり体験したりすることを重視していきたいと思います。

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