トヨタ自動車会長が吐露「終身雇用の継続は難しい」
終身雇用制度の限界が近いことはしばらく前から方方で言われていましたが、トヨタの会長から触れられると深刻度がいっそう高まったような気がします。
日本自動車工業会の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は13日、都内で開いた記者会見で終身雇用について「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と述べた。
豊田会長は「今の日本(の労働環境)を見ていると雇用をずっと続けている企業へのインセンティブがあまりない」と指摘。現状のままでは終身雇用の継続が難しいとの考えを示した。(2019年5月13日 日本経済新聞ウェブサイト)
終身雇用制度の崩壊については企業にお勤めの方はもちろん、自分たちフリーランスにとっても関係のない話ではないと思っています。
働く環境や価値観はこれからもっと変わってくると思いますし、自分のやりたい仕事の方向性だけでなくて、何が求められてくるのかも考えながら学んでいかなければと思わされます。
特に「学び直し」については最近とみに思うことが多く、なかなか羽根を伸ばして遊ぶというような気持ちになりにくいと感じたりもしています。
要は不安の裏返しでもあるわけですが、終身雇用云々の前に自分で仕事を紡いでいかなければならないフリーランスとして、いろいろ考えることが多い最近です。
逆にポジティブな面も今後は出てくるだろうとも思ったりしていて、何はともあれ準備らしいことはしておかないととも思ったりしています。
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