Google Maps

Googleマップの悪意あるコメント問題

今日の読売新聞の一面トップはGoogleマップのコメント欄問題についてでした。

「グーグル、悪評放置」提訴へ 地図上の口コミ 医師ら60人 : 読売新聞

ユーザー側から見るとGoogleマップ、オーナーや店主といった運営側から見るとGoogleビジネスプロフィールというツールに関わるこの問題。

Googleマップの口コミ欄に投稿されるコメントの影響は次第に大きくなってきた印象があります。食べログの評点調整問題などもあり、とくに飲食店など実店舗を有する業態にとって、Googleマップで閲覧できる情報は、薬にも毒にもなり得るコンテンツと言えます。

問題はその口コミ情報が、オーナー側にとってコントロールできないものであること。そのお店に対する(良くも悪くも)適切な評価としてのコメントならともかく、単純に悪意ある、あるいは虚偽のコメントを投稿されるも、それを残すか削除するかはGoogle次第という点が大きく取り沙汰されているところです。

不適切なコメントに対してはGoogleに削除依頼をすることも可能ですが、必ず正当に対応されるというわけでもなく、この辺はこれも最近話題になっている著名人のFacebook虚偽広告問題と近しいところです。

ユーザーから寄せられるコメントの中には当然お店に対する苦情やクレームもあったりしますが、お店側がそれに対する真摯な対応を取ることで逆に好評価につながるというケースも多々あります。オーナー側にとってGoogleマップに寄せられる情報や掲載されるコンテンツは、縁がないと思っていても目を通していく必要があると思います。

最初の話しに戻りますが、巨大プラットフォームに対する今回の訴訟の行方は、少なからず気になるところです。

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