「アクセシビリティの祭典」に出演しました

講演の様子

2015年2月3日、兵庫県神戸市で開催された「アクセシビリティの祭典」に出演しました。今回のイベントではアクセシビリティ(セミナーでは特にウェブアクセシビリティに関するトピックが多かったです)についてのセミナーや、障害者サポートに関する様々な機器の展示がされるなど、アクセシビリティに関する様々な情報が得られるイベントでした。

今回のイベントのテーマは「アクセシビリティは福祉を超える!アクセシビリティ=マシンリーダブル」ということで、前半ではウェアラブルコンピュータの第一人者と言っても過言ではない、神戸大学の塚本昌彦先生と、日本のウェブアクセシビリティと言えばこの人というインフォアクシアの植木真さんによる対談が行われました。それぞれの分野で先端を走るお二人ということで、ウェアラブルとウェブアクセシビリティについての最先端な情報が次々に飛び交いながら掛け合いも楽しい、とても充実した対談でした。コーディネーターの村岡さんのお話やファシリテーションもとても参考になりました。

植木さんは後半でも動画に字幕(キャプション)を付けるセッションでとても勉強させていただきました。動画に字幕をつけることによる様々なメリットや、動画を付ける作業のポイント、ラストの動画など、勉強にもなりつつとても楽しませて頂きました。ラストの動画は伝説モノですね。

また以前青森Webアクセシビリティフォーラムを実施した時に青森へお越しいただいた、ミツエーリンクスの木達一仁さんも、ウェブアクセシビリティの最新動向をセッションで紹介されました。植木さんと木達さんはWAIC(ウェブアクセシビリティ基盤委員会)の委員長と副委員長ということで、まさにウェブアクセシビリティの最先端の情報を知ることができてとても勉強になりました。こういうテーマでのセミナーはなかなか受講できないので、とても有意義でした。

自分のセッションでは「視覚・聴覚障害のある方にiOS機器を活用してもらうポイント講座」と題して、視覚・聴覚障害者の方がiOSを使う上でのポイントや、健常者が障害者の方にiOS機器や機能を伝える上でのポイントを紹介したあと、いくつかの機能を実演しました。

聴講していただいた方の中には当事者の方もいらっしゃって、終わったあとに手話で感想を言っていただいたりしました。手話は少しずつ勉強中ですがまだ知らない言葉が多いので、ほとんどは通訳の方に訳していただきましたが、とても嬉しかったです。

神戸の夜景

初めて仕事で神戸に呼んでいただき、大変光栄でした。イベントを企画されたアイ・コラボレーション神戸の皆さん、特に担当の北山さんには以前からFacebookやメールでやり取りしていたものの、初めてお会いすることができ、セッションの際には実演にご協力いただいたりと大変お世話になりました。ありがとうございました。

前日から神戸に二泊しましたが、初めての街を歩けるだけでとても嬉しかったです。神戸の夜景とても素敵でした。実家の岡山からそう遠くないはずなんですが、未知の土地に来ることができ、充実した時間でした。

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