「視覚・聴覚障害者のICT利活用推進フォーラム」でiPad相談コーナーとセミナーを担当しました

2015年11月23日(月・祝)、青森市のアピオあおもりで開催された「視覚・聴覚障害者のICT利活用推進フォーラム」で、iPad相談コーナーとセミナーを担当しました。

当日は視覚・聴覚障害に関連した最新機器やアプリなどの展示や、同志社大学政策学部教授の関根千佳さんによる基調講演「ユニバーサルなICTが拓く未来」がありました。

自分は残念ながら相談コーナーに張り付きっぱなしで全く他のブースや講演を聞くことができませんでしたが、そのぶん相談コーナーを楽しんで実施していました。

当日の相談コーナーは、3年前から実施している「視覚・聴覚障害のある方にiPadを教える人財育成講座」の受講生さんたちにもサポーターとしてお手伝いいただきました。青森公立大学の学生サポーターさん4名と合わせて16名の方が、二つの相談コーナーで来場された方々にiPadの使い方を説明してくれました。

相談コーナーにいらした方の中には、説明を聞いて「これからケータイショップに行ってiPhone買ってきます」や「体験してみたら意外と使えそうなので、iPad mini買ってみようと思います」といった声が聞こえたりしていました。視覚と聴覚それぞれの障害に合わせて色々な質問が飛び交う相談コーナーでしたが、来場された方々の参考にしてもらっていれば何よりだと思っています。

人財育成講座の受講生さんとこういう活動ができたことはとても有意義でした。講座で習ったことを活かす場にもなりましたし、受講生さんの継続的な勉強の場にもなったと思います。また、私一人では思いつかないような内容など、説明に幅が広がると思いますので、体験ブースを大勢で実施できたことはとても良かったです。

講演の様子(写真:あおもりIT活用サポートセンター)

講演の様子(写真:あおもりIT活用サポートセンター)

セミナーを聴講されている皆さん

後半、「視覚・聴覚障害のある方にiPadを活用してもらうポイント」と題して講演をしました。情報保障として手話と要約筆記の通訳者さんたちに手伝っていただきながら、なぜiOS機器(iPhone・iPadなど)を障害のある方にお勧めするのか、視覚・聴覚障害についての特性や、障害に合ったアプリの活用方法などをご紹介しました。

当日は県内でも遠方から来てくださった方や、はるばる函館から来てくださった方もいて大変ありがとうございました。また、講習会や人財育成講座で出会ったたくさんの方に久しぶりにお会いできてとても楽しかったです。またこういう機会があるのを期待しつつ、また色々経験と知識を積んでおきたいと思います。

フォーラム当日についてブログに書いてくださった皆様、ありがとうございました。以下に紹介させていただきます。

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