「QR コードで世界中の印刷物を音声化する仕組みづくり」の実証実験
「QR コードで世界中の印刷物を音声化する仕組みづくり」という素敵なプロジェクトの一環で、視覚障害のある知り合いの皆さんに協力いただいて実証実験を行いました。
全盲や弱視の方は商品や印刷物の内容を目で見て確認することが難しいという問題があります。
そうした情報をQRコードから得られるようにするためのアプリ開発や、QRコードのルール作りをするため、全国で視覚障害のある方に協力してもらい、開発中のアプリを使ってどんな風にQRコードをスキャンするかのユーザーテストを行いました。
前々からこういうアプリの操作だけでなく、「Webでもユーザーテストを行うべきです」ということをお客さんには事あるごとに説明して来たものの、なかなか実施までいくことがなかったユーザーテストが、タイプは違えどやっと初めて行うことができました。
今回アイコラボレーション神戸の北山さんからお話をいただき、北山さんに手本を見せてもらいながら自分も実際にテストを行うことができて、とても貴重な経験になりました。本当にありがとうございます。
「たぶんこうだろう」という作り手の勝手な想像じゃなくて、実際のユーザーにどう使われるかを見たり聞いたりすることの大切さが身に沁みました。アプリやWebに限らずいろいろな業種でもこういうのやった方が断然話の筋が通ると思います。
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