視覚障害者さんとiPad学習会をしました

会の様子

2014年10月26日、弘前市で視覚障害者の皆さんとiPad学習会をしました。

参加者は全盲お一人、弱視お二人。基本をみんなで抑えつつ、それぞれの方のご要望に応じてローテーションでお応えしていきました。

このローテーションで一人ひとりに対応していくという方法は、視覚・聴覚障害のある方にiPadを教える人財育成講座の中では「カスタム形式」として受講者の方に説明しています。大人数を対象に行うことは難しいですが、一人ひとりのニーズやレベルに合わせた対応ができる講習の方法です。

今回の三名の方は、以前iPadを触ったことがある方、持っているけどほとんど使い方が分からないという方、拡大読書器として使えないか知りたい方など、三者三様のニーズがありました。それに合わせて個別の説明と、ある程度まとめて説明できるところは二人ないし全員を対象に説明するなど、その時それぞれの流れを見ながら随時調整していきました。

参加頂いた方からは「マップの機能がこんなに使えると思ってなかった。タクシーに乗った時に説明するのが大変だったので、この機能を知ることができて良かった」という感想を頂いたり、今使っているらくらくフォンから次は(iPadと同じく障害者向け機能が充実している)iPhoneに機種変更を考えてみるといった方もいらっしゃいました。

機器もこの前日に届いたばかりのiPad Air 2から、iPad mini、iPhone5、6 Plus、その他RivoやBluetoothキーボードまで持ってきて、使えそうな機器を色々触ってもらいました。

今回は人財育成講座の受講者さんにもサポートとして参加いただき、とても助かりました。ありがとうございました。

会全体としてとても楽しい雰囲気でやれたと思うので、こういう会はまたぜひやりたいと思っています。

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