聴覚障害のある方向け講座用の動画編集や音声吹き込み、字幕作成デー
学校関係のYouTubeライブ配信や収録作業が一段落したところで、水面下で少しずつ進めていた別の仕事にも手を付けつつ気づけば週末も仕事をしています。
昨日の午後から今日の午前中にかけては、某講習会で使ってもらう動画の作成。
9月から始まった「障害者・シニアの方へiPadを教える人財育成講座」と日にちが重複したために講師として伺えない講習会があったのですが、代わりに講習を動画コンテンツとして作り、それを当日参加者の方々に見てもらうことになりました。
参加対象は聴覚障害のある方々ということで、単に動画化するだけでなく字幕もつけることになりました。
いろいろ作り方を考えてみましたが、今回はKeynoteで講習用のスライドを作り、同時にKeynoteでプレゼンテーションを録画する「スライドショーの記録」機能を使って映像を収録。
この映像に字幕を付ける方法として、YouTubeの自動字幕機能も健闘しましたが今回はVrewという字幕付加ツールを使ってみました。
Vrewに動画を読み込ませると、動画内の音声を認識して自動で字幕をつけてくれます。感覚的には7〜8割の精度で正確に字幕化してくれたのでかなり助かりました。細々した箇所を手作業で直し(これが案外と時間かかりました)、字幕付き動画をVrewで出力。これをYouTubeに限定公開でアップロードし、先方にチェックしてもらいました。
校正してもらったところ声の吹込みでいくつか修正箇所が。この直しが案外と大変で。
声はKeynoteで一発撮りしたのですが、Keynoteで部分的な修正を行うのが自分には難しく。結局Keynoteで出力した動画をPremiere Proに読み込み、修正したい音声部分だけ新たに声を収録し差し替えました。
これで大丈夫かと思いきや、Keynoteで出力した動画にはそもそも字幕がつかないので、この修正した動画に字幕を付ける必要が出てきました。
Vrewからsrt形式の字幕データは出力できたのですが、これをPremiere Proに読み込ませてみたものの思ったように編集ができず四苦八苦。
(あとで分かったんですが、私が使ったVrewはiPadアプリで、Mac用のVrewを使っていればPremiere Pro用の字幕データは簡単に出力できたみたいです)
最終的にはMac用のVrewソフトをダウンロードして使ってみたところ、修正した動画と字幕データをうまく合わせることができ、なんとか完成しました。。
思っていたよりかなり時間のかかった作業になりましたが、Eラーニング的なコンテンツの作り方を覚えるきっかけになりましたし、字幕の付け方などいろいろ吸収できる部分もあって勉強になりました。ただちょっと休憩したいところです。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。