
思考の歪みを自己補正する認知行動療法的なアレ(何)
たとえばイライラする時、悲しい時、憂鬱な気分になる時。
こういう感情が自分の中に起こった時、心理学や認知行動療法などの知識があるかないかで、自分の心のコントロール具合はけっこう変わってくるんじゃないかなとふと思ったりした最近のこと。
自分の場合はその筋の専門家ではないし、ただそういう系の本をちょこちょこ読んで聞き齧っている程度の知識ですが、それでも案外と心のメンテナンスには役に立つような感じがしています。
最近、冒頭のような気持ちになる時があり。以前ならそのまま気持ちがネガティブに引っ張られていくだろうところ、ふと
「…思考ってすごいな!」
って思って。
直接的に肉体に危害が及んだわけでもないのに、気持ちのバランスの不安定が体に影響する感じがする。体に傷を負ったわけでもないのに、いかにも何かの手傷を負ったような気がする。
でも実は何も起こってなくて、ただ自分の思考というか考え方とか捉え方といった心の有り様が体に影響したようなわけであって、要は自分で自分を虐げたようなもんなんだなと。
そう考えると認知行動療法で言うところの「認知の歪み」というのはこれなのかと。自分の認知の歪みや良くない捉え方が、自分に及ぼしたネガティブな反応なんだなと。
そういう風に自分の心の状態を捉えられれば、逆に認知行動療法のやり方で認知の歪みを矯正していく方法は色々あるので、それらを試していけば良い方向にもっていけるんじゃないかなと。
と言ったことを考えて間もなく、いろいろすべて解決・快方に向かったので認知行動療法のあれこれを試すこともなかったんですが、それでも自分の思考の有り様みたいなものを客観視(メタ認知)できたのは良かったのかなと思ったりしています。
こういうの(認知の歪みを自分で補正する自己療法的なもの)がうまくできれば、けっこう役に立つんじゃないかなと思いながら、また少し認知行動療法を学んでいきたいです。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。