「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」第4期第10回

青森県三沢市で開講してきた「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」は、2020年11月19日、最終第10回を終えました。

講座を締め括るラストは、聴覚障害の方にiPadを紹介する実習でした。

実は視覚障害の方をモデルにした実習は昨年も行っていましたが、聴覚障害の方をモデルにした実習は久方ぶり。受講生の皆さんは視覚と聴覚両方の実習を行う必要があり、準備等も大変だったかと思いますが、がんばって取り組まれていました。

iPadの画面を大きく表示する様子

iPadを紹介する内容も様々。筆談を行いやすくするアプリや話し言葉をリアルタイムに字幕にするといった定番アプリから、画面を大きくするアクセシビリティ機能など視覚障害に関するものも織り交ぜて、モデルの方のニーズに応えようとされていたのが印象的でした。

相手に伝えたいことを絵で表現するアプリや、動画に字幕を表示する方法、電子書籍で言葉の意味を即座に調べる方法、マップアプリの使い方などは、モデルの皆さんも驚かれてとてもお役に立っていたようでした。

また逆にモデルの方から聴覚障害について、文字の読解や聾者のYouTuber、日常生活でのあれこれなどを受講生さんたちが学ぶ様子も見られました。

あっという間の10回でしたが、受講していただいた皆さんのお陰で充実した講座になりました。また三沢で講座や交流会などができることを願っています。皆さん本当にお疲れさまでした!

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