
「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」第1期第9回
八戸市で開講中の「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」第1期は2022年2月14日、第9回を行いました。
仕上げの残り2回は、当事者の方をモデルにiPadを説明する実習。3チームに分かれ、視覚に障害のある方を相手に25分ずつ行いました。

モデルさんのお二人はいつもこの実習で協力していただいている方々で、お二人ともiPhoneユーザー。胸を借りる感じにもなりながらiPadの説明をしたり、逆にモデルのお二人からいろいろ話を伺ったり教えられたりという場面もありました。

受講生の皆さんは初めて当事者の方に教えるという不安もあり、当日はプレッシャーもあったと思います。私が受講者の皆さんへプレッシャーをかけることはないですが、この講座に参加される方は基本的に責任感の強い方が多いので、なんとかモデルの方にと思ってがんばる方が多いように感じます。
中には説明するアプリが十分に動かなかったりして試行錯誤したり、モデルの方と一緒に相談しながらあれこれ試したりといった場面もあって、実習という意味ではとても良かったのではと思います。教えるだけが実習ではなく、当事者の方と相対して逆にいろいろ教えてもらうことも学びのひとつだと思います。
受講者さんの中には全盲の方でもわかりやすいよう模型を作って持参される方もいて、熱意をもって実習に臨まれた様子も見られました。お疲れさまでした。
第1期もあと一回を残すのみ。なんとかこのまま無事に最後までやり切りたいと思います。
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