実習の様子

「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」第1期第10回(今年度ラスト)

八戸市で開講してきた「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」第1期は2022年2月21日、 全10回のカリキュラムを終えました。これで今年度の講座もすべて終了しました!

実習の様子

最終第10回は恒例の、聴覚障害の方にiPadの説明をする実習でした。

今回は実習のモデルとして、八戸市在住のろう者の方々が4人参加してくれました。

実習の様子

受講者の皆さんは先週行った視覚障害の方への実習を経験したこともあり、皆さんリラックスして実習を楽しんでいたように見えました。

実習の様子

私はいつものようにズームを経由してオンラインで実習の様子を見学。筆談を快適に行うアプリや、話し言葉をリアルタイム字幕にするUDトークなどを紹介したり、モデルのろう者の方と一緒にアプリの調べ物をしたりなど各グループごとに様々な取り組みができていたように思います。

実習の様子

実習の醍醐味はただiPadの使い方を説明する経験だけではなくて、 モデルの方と話をしたり、いろいろなこと(身の回りのことや障害のことなど)をモデルの方から教えてもらえる貴重な機会でもあることです。昨日の実習でもUDトークで出力される 文字情報があればいいと言うわけではなく、ろう者にとっては手話による情報伝達がベストだということも受講者の皆さんに伝わっていたようでした。

コロナの収束が見えないなか最後まで続けられるか不安な中での開講でしたが、無事に終えることができました。 受講者の皆さんもコロナと寒い冬場のなかご参加いただいて本当にありがとうございました!

今年度はコロナの影響もあり開始が遅れた会場(五所川原市)や、途中で中止になった会場(青森市)等もありました。

今回の八戸市も当初は9月に開始する予定だったのが冬の時期に変更となり、初めてオンラインで講義をする形をとらせていただきました。

会場には毎回ワラビノーツの蕨さんが サポートとして張り付いてくださり、会場の設営や撤収、私と会社をオンラインでつなぐ作業など諸々大変お世話になりました。蕨さんがいなければ八戸の講座は実現できませんでした。

蕨さんには八戸での講座だけでなく、「障害者の方が仕事で活用できるICT技術を身につける講座」に 協力していただく企業さん探しでも大変助けられました。間違いなく今年度一番お世話になった方です。 本当にありがとうございました!

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