気になるインボイス制度の動向

どの税率の取引かを正確に把握するため、売り手が請求書などに事業者の登録番号や税率ごとに区分した税額を記載するインボイス制度(by 日経新聞)についての動向が気になる最近です。

基本的に個人事業主にはひとつのメリットもないんですが、フリーランスだけでなく多くの業界から大不評のインボイス。経理の手間が増えるといっただけでなく、インボイス発行できない事業者は場合によって仕事を切られるケースも考えられる等々あり、（税金の的確な徴収という面はありつつも）政府がフリーランスや多様な働き方を応援してるのか阻害しようとしているのかよくわからないという混沌。

よほど反響が大きいのか、来年2023年10月からインボイス開始とされているものの猶予期間を設けたり、フリーランスについては納税額を売上時に受け取る消費税の2割に抑える等々の案も出ているようです。

とはいえなかなかしんどいというか、一人で小さくやってる身としてはどの道あまり歓迎されるものではないですね。廃止希望ではあります。