実習の様子

「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」第3期第10回

弘前市で開講してきた「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」第3期は2023年2月7日、第10回を行い無事に終了しました。

最終回は聴覚障害のある方をモデルに、受講生の皆さんがiPadを説明する実習を行いました。

実習ではiPadを使ってろうあ者の方々と筆談でコミュニケーションをとったり、iPadで特定の音(サイレンなど)を感知すると通知する機能の紹介などがされていました。

驚いたのは、グループによっては手話通訳の方をほとんど介さずiPadを使った筆談だけでろうあ者の方々とコミュニケーションをとる場面が多く見られたこと。相手の仕事や趣味のことなどを筆談で理解して会話が弾む様子が楽しそうでした。そうしたコミュニケーションから話題が広がり、モデルの方が好きそうな動画や趣味のアプリ(将棋など)を紹介する場面も見られました。

iPadの説明というよりはiPadをコミュニケーションのハブとして上手に活用できていたことに、受講者の皆さんたちが講座で学んだことを活かしている様子が垣間見れた気がします。

冬場の開催となり、またコロナ禍もあって大変な中でしたが、参加いただいた皆さんにはとても有意義だったと感想をいただけてよかったです。受講者の皆さん本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。