聴覚に障害のある人や、発話が難しい人でもSiriを使う方法

Siriにタイプ入力する画面

スマートフォンやタブレットには、話しかけることでアプリなどを使うことができる機能があります。いわゆる秘書機能のアプリケーションです。

主に端末に話しかけて使うことが多いため、逆に言うと発話が正しくできなければ使えないのではと思われてもいます。実際iPhoneのSiriでは、以前までは話しかけなければ使うことができませんでした。しかし現在のiOSでは、話しかける以外にもSiriを使う方法が新たに追加されています。この機能をうまく使えば、聴覚障害のある方や、発話が難しい方でもSiriを使うことができます。

方法としては話しかけるのではなく、文字入力でSiriに働きかけると言う方法です。

この機能を使うためには、あらかじめ設定アプリからSiriの設定を変更しておく必要があります。

まず設定アプリを開き、「一般」→「アクセシビリティ」→「Siri」の順に進みます。すると「Siriにタイプ入力」の項目があるので、これをオンにします。これで設定完了です。

後は普通にSiriを使う手順で使うことができます。ホームボタンを長押し(iPhone Xの場合は右側面のボタン)するとSiriが起動します。

Siriにタイプ入力する画面

この時通常であれば話しかけることでSiriを使えますが、設定変更後は画面中段あたりに「Siriにタイプ入力」と言う入力部分があり、その下にキーボードが表示されます。

ここに聞きたいことや使いたいアプリ名などをキーボード入力して完了ボタンを押します。ここでは例として「青森の天気は?」と入力してみました。

Siriの結果画面

結果は上の画像の通り、青森市の天気予報をSiriが表示してくれました。ここから続けてSiriを使う場合は、画面下に入力部分があるのでここに文字入力します。

こうした機能をうまく使えば、より多くの人にSiriの機能を使ってもらうことが可能になると思います。

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