実習の様子

令和6年度「障がい者支援のためのICTサポーター育成講座」第3期修了

青森市で開催してきた「障がい者支援のためのICTサポーター育成講座」第3期は2024年12月3日、全7回を終えました。

ラストは視覚障害のある方をサポートする実習。第3期も受講者の中に当事者である全盲のまき子さんがいらしたので、まき子さんをモデルさんとしてほかの受講生さんたちが情報提供をするという形で行いました。

Androidスマホで使える音声アシスタント機能を案内される方、当事者の中で評価の高い道案内アプリを紹介される方、同行援護をマッチングするサービスを紹介される方などなど。受講者さんそれぞれが準備されたことをまき子さんに体験してもらったり説明されていて、私も含めた皆の学びになりました。

まき子さんからは、iPhoneの音声読み上げ機能(VoiceOver)を使ってメモアプリに文字を入力してもらうデモンストレーションを見せてもらいました。何度見ても、音を頼りにスムーズに文字入力をされるのはすごいなと。長年iPhoneを使われてきた経験が伝わってくるようで、皆で驚き感心していました。

今日で今年度の育成講座もすべて終了。予定していたよりも早い時期から講座をスタートすることができたこともあり、例年よりも早く、雪が本格的に降る前に終えることができてホッとしています。

まだ報告書や諸々の整理がありますが、今年度の講座を受講してくださった皆さんには、参加していただいて本当にありがとうございました。受講生さんの感想にもあったのですがこれで終わりではなく、ぜひこれからも何かしらの形で関わりができればと思っています。皆さんお疲れさまでした。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。