
「ストア派哲学入門」
昨日行きつけの書店で買った本。「ストア派哲学入門」。
「ストイック」の語源とも言われる哲学の一派ストア派。そのストア派に属する人物たちの言葉を解説付きで366日分掲載されているのが本書です。
ストア派関係の本はいろいろ出ていますが、買ったのは久しぶり。ストア派といえば個人的にはマルクス・アウレリウス「自省録」で、もちろん自省録の一節もたくさん取り上げられています。なんといっても自省録は神谷美恵子さん訳でもあるので一押し。
セネカの「人生の短さについて」は、持ってはいるもののよく考えたらちゃんと読み通してない。というより、読むのがもったいなくて取っておいている本のひとつでもあったりします。
ストア派の考えはとても心が洗われるような感じとともに、すごく実用的でもあったりします。日々の励みになる言葉がたくさんあります。
各哲学者の一節はとてもわかりやすい文章に翻訳されていますし、解説も読みやすくていいです。日めくり的に一日一節読んでいくのもいいですが、とても素敵な文章が多いので、自分は最初から少しずつ読み進めていこうと思っています。
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