グループワークの様子

令和7年度 障がい者のデジタル技術利活用促進に関する講座(3つ)修了

今年度の障がい者のデジタル技術利活用促進に関する残りの講座が3つ、いずれも無事に修了しました。

修了したのは以下の3つの講座です。

  • 障がい者支援のためのICTサポーター育成講座(第2期 青森市)
  • 視覚障がい者等を対象としたデジタル技術利活用講座(青森市)
  • 聴覚障がい者等を対象としたデジタル技術利活用講座(八戸市)

「障がい者支援のためのICTサポーター育成講座」のラストは、当事者チームとサポートチームに分かれてのグループワーク。今回は講座の受講者さんの中に、視覚に障害のある方々と、企図振戦による手足に不随のある方がいらしたので、許可をもらった上でそれぞれ当事者チームになってもらい、他の受講生産を2組のサポートチームに分割。当事者チームとサポートチームが一緒になって、当事者チームからそれぞれの障害について質問したり、サポートチームがサポートのアイデアを提案したりといった活動を行いました。

「視覚障がい者等を対象としたデジタル技術利活用講座」のラストは、iPhoneのアクセシビリティ機能や使い方について各自で復習や練習を行う時間に。VoiceOverを使っての文字入力を練習したり、これまで習ったアプリの使い方を復習するなど、受講者の皆さんそれぞれに最後まで学びを深めていました。講座の感想を発表してもらったとき、受講者のお一人から「視力が衰え、今までの人生はマイナスばかりだったけど、今回の講座で少しだけプラスを得られた感じがします」と言っていただいたときは感無量でした。

「聴覚障がい者等を対象としたデジタル技術利活用講座」のラストは、グループに分かれてそれぞれスマホの活用法を話し合うグループワーク。特段テーマを絞っていない分、受講者さんが思い思いにそれぞれスマホの便利な機能をほかの受講者さんに教えたり、知りたい使い方を自由に尋ねたりしてスマホの活用方法へ理解を深めていきました。感想では「とても楽しかった」という声をたくさんいただけて嬉しかったです。

ひと足早く黒石市で修了した講座も含め、今年度予定していた講座はこれでひと通り修了しました。今年度も受講者の皆さんには真摯に受講いただけてとても嬉しかったです。毎年ですが、つくづく受講者さんに恵まれていると感じています。本当にありがとうございました。

講座は修了しましたが、障害のある方をサポートすることをテーマとした情報交換会を、今年中(11月頃)に青森市・弘前市・十和田市の三市で開催する予定です。

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