また、やっちまった!【読書レビュー】

また、やっちまった!
先週に引き続きレビュープラスさんからいただいた「また、やっちまった!」のレビューです。


今までレビュープラスさんからは様々なジャンルの書籍を読ませていただいていましたが、コレ系は初めてでしたし普段自分も全然縁がないというか興味のわく分野ではなかったので結構衝撃的だったというかです。

以下はAmazonに書いてあった紹介文の引用です。

もうやめませんかっ!? 一日が終わる度に『また、やっちまった』と嘆くのは…… 「“ポッチャリ”の境界線」「メールは愛の確認ツール??」「ナチュラルメーク<スッピン!?」「勝負下着、その色彩感覚」嗚呼…、なぜこんなにも♂♀は違うのか!? “乙女の勘違い”大解剖!!

恋愛や男女の関係についての本を読んだことってあまり無いというかだったので、ある意味新鮮な内容ではありました。

ビジネス・経済系の書籍ではありがちな統計データやグラフなどは全くなく、大半が筆者の主観や経験に基づいた論理が軽妙なリズムで時におかしく、時に寸劇を挟みながらコミカルに展開されていく感じです。この「ひたすら主観」で押しまくるスタイルが自分には斬新で、そしてなかなか慣れない感じでした(笑)。さらには私自身の価値観とももちろん違う部分があり、というか多々ありましてこれなかなか読んでも読んでもどんどん腑に落ちていくということがなくて、こういう展開で本を読むのも久しぶりだなというか。そんな点でも新鮮さを(自分にとっては)感じさせてくれます。

とはいえ全く納得できない内容ばかりでもなく、「なぜ男は女が髪を切っても気づかないのか」など、比較的身近にありそうなことなどについてはやはり興味が湧くというか、でもよくよく読んでいけばあながち自分に全くゼロ縁な話ばかりでもないなという感じで読めるというか。本書は目次で結構細かい内容まで把握できるので、最初から通しで読んでいくというよりは目次から興味の湧きそうなトピックを選んで読んでいくのが良いかもしれません。と思いました。

また、主観が大切ではないというような言い方をしたかもしれませんが、実際の仕事においても前例やデータ分析やっても必ず結果が出る保証もなく、普段からのアンテナが直感的に示す方向に信じて動けば当たるということも往々にしてあるわけで、そういう意味では本書のように主観や自身の経験をバシバシと強く押していくということもまた大事だよと感じたりもしました。

ちなみに筆者は私と同じ岡山県出身。全く縁がないと思っていた本書でしたが最後にずいぶんと深く馴染みのある縁を感じ、本も人生も分からないものだなと思いました(謎)。

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