Woman’s Web Fes2012に参加してきました

会場の様子

遅ればせながらの報告。2012年9月22日、青森市のワ・ラッセで開催された「Woman’s Web Fes2012 ~「女性視点」でパワーアップ!あなたのWeb制作・Webサイト運営~」に参加してきました。

余談ですが上のパノラマ写真は会半ばの休憩時間の様子です。iPhone5に機種変更した際、パノラマ写真が撮れるようになったので試してみました(機能的にはiOS6のものなので4S等でも撮影できます)。若干右端の辺りに画像の乱れがありますが、まずまず綺麗に撮れていると思います。

イベントが終わってすぐレポート書きたかったのですがなかなか時間取れず遅くなってしまいました。イベント名の通り今回は講師5人が全て女性というある意味異色のイベント。短めですがアウトプット兼ねて書きます。

目次

黒野 明子さん(linker)「東京デザイナー暮らし「ここだけの話」 ~ スキルの仕入れ方&売り方を考える」

水色背景のスライドがとても印象的でした。黒野さんの経験を元に、パーソナルブランディングのための具体的な方法がてんこ盛り。「情報を出すと情報が集まる」ことや「知見の共有」など、自分だけでなく周囲も意識することの重要性にも触れられました。フリーランスか会社勤めかはそれぞれにメリットやデメリット、適性もあるので、Web業界志望の方にはとても参考になったのではないでしょうか。

藤田 淳子さん(株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ)「情報設計とつたえるしくみ」

インフォメーションアーキテクチャは自分も特に興味のある分野の一つでもあり、多くの社内プロジェクトで活かされた藤田さんのお仕事紹介はとても分かりやすかったです。同じKDDIの高畑さんも以前青森のセミナーでお話されていたペルソナについて、顧客視点で考えることを再考させてくれると感じました。紙で作られたペーパープロトタイピングはアナログ感もあってとても新鮮。ぜひ実際に使ってみたいです。これらしかりマトリックス然り、とにかく顧客視点を貫く姿勢が、当たり前であると分かりつつも実際の例に則して説明されると説得力倍増ですね。あとお話がホントに面白くて。後日「落語のようでした」と感想を伝えさせて頂きました。

古瀬 美香さん(株式会社ウォークスコミュニケーションズ)「「女ゴコロ」を掴むと売れる!ECサイト運営術」

青森でもお馴染み角掛健志さんが指揮される会社でネットショップの運営をされている古瀬さん。若いのに超落ち着いて話しをされているのがまず印象的でした。なぜECサイトに女性の視点が必要なのかを、昨今のナビゲーション変化や統計を元に論理的に説明されると説得力あります。特にセッションで印象的だったのは、20代男女のネットショップにおける購買行動のムービー。男性と女性で出だしも途中経過も動きが全く異なる映像は新鮮。角掛さんの元で働かれているのがよく分かるというか、会社としての流儀がセッションの中で垣間見えるようでした。

木村 せつ子さん(株式会社ページワン)「「マネージメント」できますか?できませんか?」

地元青森代表のお一人木村さん。ページワンさんには知り合いも何人かいてとても親近感があります。女性マネジャーのマネジメント例を引き合いに、実際のプロジェクトで発生した課題や、それに関する女性マネジャーなりの改善手法など、こちらも実地に則した例でとても聞きやすい内容でした。特にPDCAサイクルにおけるそれぞれの工程でコミュニケーションに重点を置くことの重要性で、それによる地道な取り組みによって成果につなげていくということにとても共感しました。

大室 美穂さん(株式会社Jサポート)「私とデザインと男と女~女ごころを知るとデザイン力もUPする!~」

地元青森からもう一人代表は大室さん。タイトルからしてノッてる(笑)。インパクトのあるスライドが次々に展開(そもそもデフォルトが草間彌生風からしてですね)。女性から見た「無駄なように見えて無駄じゃない」部分については、自分男ですが結構理解できるような気がしました。実際のデザインでもそれを配慮することがあります。また、女性にとってデザインは商品を疑似体験させるほどの力があるという点もなるほどー。「オンナを飽きさせるな!Webもリアルも!」をまとめに大変楽しく勉強になりました。

パネルディスカッション Web系女子のから騒ぎ

司会はこのイベントの仕掛け人の一人でもある角掛さんと全体司会の蝦名さん。参加者からの質問をベースに、様々な女性講師陣からの意見がてんこ盛り。「離れていればいるほどコミュニケーションが大事」「〇〇休暇」についての白熱したやり取り(笑)など、時間もあっという間でしたね。パネルディスカッションの時はツイートも減っているように、皆さん前のめり感アップで聞き入っていたのが分かるようです。角掛さんの司会もとても楽しくコーディネートが良い感じで、終始楽しげな雰囲気で進んでいったのが印象的でした。

以上です。講師の皆様、関係者の皆様ほんとうにおつかれさまでした!

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