山形県で視覚障害に関するiPadの講習会を担当しました
2015年9月27日、山形県身体障害者福祉協会様で「iPadを活用した視覚障がい者へのITサポートについて」と題して講習を担当しました。
今回は一日がかり(10〜16時)と長い時間をいただいて、視覚障害のある方がiPadを活用するための基本的なポイントを中心にご紹介しました。
iPad自体初めて触るという方もいらっしゃるようだったので、午前中はiPadについての基本的な知識や操作双方をじっくり行いました。
午後からは全盲の方や弱視の方がiPadを使うためのアクセシビリティ機能(音声読み上げ、画面拡大、色反転など)を中心にご紹介しました。
VoiceOverは操作方法(ジェスチャー)が色々あるので大変そうでしたが、基本のジェスチャーを中心にしてひとつひとつの操作に時間を取ってゆったり進めました。ジェスチャーを行っていると、意図しないジェスチャーが適用されて勝手に音楽が鳴ったり画面が暗くなったりなどすることがあったので、それらの事象が起こった原因や、解決するためのジェスチャーも合わせてご説明しました。
基本操作をみっちりやったので、音声読み上げを使ったアプリの使い方(電子書籍の読み上げなど)は簡単な操作を体験していただいたり、こちらの操作を見て学んでいただくなどしました。
お昼休みを除いて5時間と長時間の講習会でしたが、楽しくやれたのではないかと思っています。お声がけいただいた山形県身体障害者福祉協会の皆さん、特に担当の高橋さんには前日の懇親会から送迎まで大変お世話になりました。初めて乗った仙山線は山中を行き来する素敵な路線でした。今度山形に来れた時は、山寺に登りたいと思います。ありがとうございました。
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