ユーザーもクライアントもスマホファースト

普段はウェブデザイナーと言う肩書きで仕事をしています。ウェブサイト(ホームページ)の企画や政策、運用などを主に仕事として行っています。

ウェブサイトを作る上ときはクライアント(お客さん)といろいろ密にやりとりをしながら作っていきます。

それなりに長い年数この仕事をやってきているのですが、最近ふと感じたことがあります。それはいろいろな面で「スマホファースト」になっているなと思ったことです。

以前、スマートフォンが普及する前は主にパソコンでサイトが閲覧されることを考慮することが多かったのですが、最近はもっぱらユーザーがスマートフォンでの閲覧や利用を想定した作りが多くなっています。いわゆる「スマホファースト」です。

そんな中で最近感じたのは、クライアントさんとサイトの修正や調整を行っている時にも、パソコン向けのサイトではなく、スマホで閲覧したときのサイトの状態を修正するよう方が増えてきたことです。

以前はどちらかと言うとパソコンで見たときのサイトの細かい修正をいただくことが多かったのですが、最近は逆になってきたなと感じます。

よくよく考えれば、クライアントさんもいちユーザであるわけで、ウェブサイトを利用する側もされる側もスマホでの閲覧や利用が増えてきたんだなと感じました。

こうしたいわゆるUX (ユーザ体験)の環境が変わってくる時、それまでとは違った使われ方や見られ方が出てくるものでもあります。その中には、自分がまだ経験したことのないUXの要素が含まれることもあると感じています。この辺は現在の状況に合わせて柔軟に対応していきたいと思っています。

UXと言う言葉は何もインターネット関係やIT関係だけに留まらず、様々な分野で重要なポイントになっていると思います。お客さんに自社のサービスをどう使ってもらえれば価値を提供できるかや、売り上げを伸ばせるか等々、UXを考慮する重要性はいろいろな場面にあると思います。