国税庁のウェブページのURLが全て変更になったり、GoogleのURL短縮サービスが終了したりなど
新年度早々、インターネットのURL(アドレス)について物議を醸しそうな話題が二つ入ってきました。
一つは国税庁のウェブページURLがリニューアルによりすべて変更になった件。もう一つはGoogleのURL短縮サービスが終了するという件です。
国税庁サイト、リニューアルでほぼすべてのURLが変更。リダイレクトもなくユーザー阿鼻叫喚【やじうまWatch】 – INTERNET Watch
ウェブサイト(ホームページ)をリニューアルすると、同じページでもリニューアル前後でURLが変わってしまう場合があります。
すると、例えばAという人気ページがあり、Aページをお気に入り(ブックマーク)に登録してアクセスしていたユーザーは、URLが変わってしまったためにお気に入りのAページにアクセスができず困ってしまう場合があります。
私の方でも年度末の仕事で某サイトのリニューアルを担当したのですが、その時はページ数がそう多くないこともあり、また基本的なサイトの構成は変更があまりなかったので、URLの変更について大きなトラブルはありませんでした。
国税庁のような大規模なページの場合、URLの整合性を図るのはかなり大変な仕事になると思いますが、ユーザー側の視点に立ったある程度の配慮が欲しいところでもありました。
もう一つ、GoogleのURL短縮サービスが終了する件です。
Googleの短縮URLサービス「goo.gl」がまさかの終了を発表。作成済みURLは今後どうなる?【やじうまWatch】 – INTERNET Watch
URL短縮サービスとは、文字通り長い文字列になりがちなURLを短いものに置き換えるというサービスです。
昨今のウェブページは日本語を含めた文字列がURLになることも多く、その場合はURLがとんでもなく長くなってしまい、文字数制限のあるSNSなどでシェアするのが難しいなどの問題がありました。
URL短縮サービスを使えばリンク先は同じまま、URLの文字列を短くまとめることができるため、前述のSNSでのシェアや、QRコードを作成する時、紙の資料などにURLを記載する時など様々な場面で「かゆいところに手が届く」的なサービスとして重宝されてきました。
今回のGoogleのサービス終了は、匿名ユーザーは4月13日までに終了、2019年3月30日には完全に終了するそうです。
URL短縮サービスを一時的な情報共有に使っている程度であればまだ良いですが、恒久的なリンクとして使っている場合は注意が必要です。
こうした、とても便利で手軽に使うことができるウェブサービスは、良い時は良いですがそのサービスが終了する時のことを考えずに手広く使っていた場合、あとで痛い目を見ることがあります。
今後の戒めとしても注視しておきたい一件です。
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