自動運転タクシーの運行実験にみる「昨日の敵は今日の友」

車における自動運転技術の開発が進むなか、自動運転タクシーの運行実験が開始されたそうです。

(ビジネスTODAY)タクシー 「先守」の自動運転 日の丸など、初の公道有料営業 ライドシェアけん制 :日本経済新聞

上の記事(全文を読むには有料)にあるように、タクシーの自動運転化は長い目で見ればドライバーの仕事を奪う可能性があります。それでもこの実験が試みられた背景には、将来的な働き手不足の懸念があるからです。

今回の例のように仕事と雇用におけるジレンマが起こるケースは今後いろいろなジャンルで出てくるように思います。

民泊の分野においても、エアービーアンドビーなど世界的な民泊サービスを、民泊施設だけでなくホテル大手も利用し始めたというニュースもあります。

エアビー、別府の旅館組合と提携 111軒予約可能に :日本経済新聞

本来であれば顧客を奪い合うライバルであるはずのホテルとエアービーアンドビーが、お互いに利害の一致を得るために提携するという、少し前までは考えにくかった事例も出始めています。

「昨日の敵は今日の友」を地で行くパターン、今後も増えそうです。

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