「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」八戸市第1期第5回

講座の様子
八戸市で開講中の「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」第1期は昨日第5回を行いました。

今回は音声読み上げ機能VoiceOver(ボイスオーバー)をひたすら実践。いろいろな起動の仕方から基本的なジェスチャー(操作方法)の練習、ホーム画面の読み上げや、簡単なホームページの読み上げ練習などを行ないました。

講座の様子

当初の予定では後半に「聴覚障害のある方へiPadの講習をするためのポイント」を解説するつもりだったのですが、VoiceOverをじっくり実践したので、2時間ずっとVoiceOverタイムでした。

VoiceOverはこの講座の中でも最も難易度の高い内容だと思っていて、今回は基本的なジェスチャーのほかに「困ったときに試したいジェスチャー」も説明しました。

ジェスチャーの中には「音声読み上げを一時的にオフにする」「どの画面からでも音楽を再生する」「画面を暗くして見えないようにする(操作はそのままできる)」といった操作を行うためのものもあります。

使いこなせば便利ですが、意図せず行ってしまうと「iPad壊れた?」と勘違いしてしまう場合もあります。

実際講座中でもこれらのジェスチャーを行ったことでiPadの動作がおかしくなり、戸惑う受講生の方が何人かいらっしゃいました。なので「これもまたよい教材」ということで、おかしくなったiPadを大きなディスプレイにつなげて、一つずつ解決方法を説明していきました。

時間はかかりましたが、もしもの時のトラブル事例をその場で共有できたことはよかったと思っています。

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