ヒューマンライブラリー@弘前大学2019に「本」として参加しました

本の人の控室のホワイトボード

2019年11月23日(土)、「ヒューマンライブラリー@弘前大学2019」に本の役として参加しました。

ヒューマンライブラリーとは、理解不足から生じる誤解や偏見の解消を目的に、障害のある人やホームレス、異教徒、難民など、日常生活では接する機会の少ない人々を招き、「生きている本」として貸し出す試みです。

参加者は「読者」として希望する「本」を借り、約30分にわたって少人数で対話をする形式だそうです(byイミダス2018)。

今回は「目の見えない人が使うカメラ 耳の聞こえない人とのおしゃべり」というタイトルの本になって、1回30分、計4回お話させていただきました。

30分のうち20分話し、10分は質疑応答という配分で進めました。主には視覚障害と聴覚障害についての特性と、それぞれの障害で起こり得る不便や誤解、障害をカバーするアプリの活用例などについてお話しました。

話の時間が20分なのでそれぞれの障害については10分ずつという、いつもの講座や講演に比べるとかなり短い時間でしたので、ポイントを絞り込んでお話しましたが、聞きに来てくれた皆さんには関心を持って耳を傾けていただけたのではと思っています。

人財育成講座の紹介もしたところ、何人かの方に「来年弘前であるならぜひ参加したいです」「12月からの五所川原講座は家が近いので行けるかも」などの嬉しい反応もありました。

私以外にもたくさんの方が本役としてさまざまなテーマでお話をされており、自分も話すだけでなくお話を聞いてみたい衝動にかられながら時間を過ごしました。

主催ゼミの澤田先生をはじめ、実行委員やスタッフの皆さんには丁寧に対応していただき、大変助かりました。とくに私の担当として対応してくださった鈴木さんと佐藤さんには本当にお世話になりました。ありがとうございました。

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