ホームページの安全性を担保するSSL対応。その難易度はケースバイケース
インターネットを介した情報漏えいや、ネットバンキングでの預金引き落としなどによる被害の急増などから、ホームページの安全性における重要性が高まってきています。
最近はテレビ番組などでも、ホームページが安全か否かを見分ける方法などが紹介され、ホームページ運営者だけでなく一般の方の間でもセキュリティに関する知識や対応策が広まっているのを感じます。
この流れを受けて、ホームページの安全性を担保する施策のひとつであるSSL(Secure Sockets Layer)対応を進める事例が多くなってきました。「ホームページのSSL対応をしたい」という依頼は私のところでも増えています。
SSLとはざっくり言うと、データを暗号化し安全に通信するための仕組みのこと。
SSL対応されているかどうかの見分け方として最も分かりやすいのは、ブラウザ(インターネット閲覧ソフト)でホームページのアドレス(URL)が表示される部分に鍵マークが付いているかといったものです。
Google ChromeなどのブラウザではSSL対応していないサイトを表示した際に表示する警告が年々目立つようになっています。またiPhoneのブラウザ「Safari」でも、SSL対応していないサイトの場合はアドレスバーに「安全ではありません」という表記がされるため、「このホームページにアクセスして大丈夫?」といった相談を受けることが多くなりました。
SSL対応の難易度はケースバイケース
これからのホームページにおいてSSL対応は必須と言えますが、その難易度はケースバイケースというのが、これまでSSL対応をしてきた経験から感じるところです。
SSL対応に関係するのは主にホームページそのものの構築のされ方と、サーバの仕様によるところが大きいと感じます。
SSL対応に適したホームページの作りとサーバであれば、1クリックでSSL対応が完了するケースもあります。
反対にホームページ内部の広範囲な修正が必要だったり、サーバの移転を必要とする場合もあったりなど、SSL対応はオーダーメイドでの見積もりと作業が必要な場合もあります。
先般対応した案件はこのタイプで、手強い仕様でしたが仕事仲間のサポートも受けつつ無事にSSL対応を完了することができました。
当方ではホームページのSSL対応をサポートするサービスも行っています。お見積り等のご相談は、下記のフォームもしくはinfo@hpstyling.comまでご連絡ください。
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