テレワーク特有のハラスメント「リモハラ」
テレワークなどオンライン環境が仕事で当たり前になってくると、ハラスメント関係の問題も出てくるのはある意味自然な流れなんでしょうか。
今日の日経新聞には、在宅勤務で垣間見える私生活への言及など相手に不快感を与える可能性がある「リモートハラスメント(リモハラ)」についての記事が上がっていました。
従来は直接対面で行われていたやり取りが、オンラインを通して行うと少し素っ気ない感じがしたり冷たい雰囲気になったりすることがあると思います。
また自宅でテレワークをしている時は、仕事中とはいえ環境はプライベートな空間なので、どうしてもプライベート色がオンラインを通じて同僚や相手先に伝わってしまう場合があります。
「資料提出は今日の17時までに。オンライン会議は14時から時間厳守で。在宅勤務では明確な成果が求められます」。業務指示のメールが上司から毎朝送られてくる。30代女性会社員は、テレワークになって上司とのやりとりにストレスを感じているという。「メールだと一方的に指示されている感覚に陥る。言いにくいことを伝えるときに態度で示すなどの余地がなくなった」
(中略)
オンライン会議で背景に自宅が映りこんだり、私服の部下を見たりして、つい自宅や家族について言及してしまうということも想定される。「せっかくだから家族を紹介して」などという要望は不快に感じる人も多い。みだりにプライベートに触れないよう、上司だけでなく同僚同士でも注意が必要だ。
2020年6月1日 日経新聞
通常の勤務とリモートワークならではのそれとのギャップには、なかなか気づけないという場合もあるかもしれませんが、環境が変わればそれに合わせて自分を変えていくべきだと思いますし、そうしたことに自分自身で気づくためには、客観的に自分を見ようとする視点に慣れることが大切だと思います。
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