頭のファスト化。脳に汗かく読書が必要

情報に溢れた生活をしていると、つい流し読みやつまみ食い読みが増えます。

情報中毒の気があるのは自覚しつつ、それでも大量の情報に毎日浸っている認識もあり。ただそうなるとつい簡単に読める記事や要約に傾いてしまうんですね。

それに慣れてくると、頭がすごくファスト化に適応しようとしてることにも気づいたりします。「もっとたくさん、もっと早く、もっと楽に」みたいな。

そういう自覚のある自分ですが、そのファスト化が心地よく感じることもある一方、やっぱりそればっかりじゃ良くないなと、はたと思ったりすることがあります最近。

「もっと深く集中・没頭する時間が必要だな」とか思ったりして、前に買ったちょっと古い本を本棚から出して読んだりしています最近。

たとえば池田晶子の「考える日々 全編」とか。たとえばセネカの「生の短さについて」とか。仕事に全然関係なさそうなこういうのを集中して読むと、メタというかちょっと落ち着くというか自分を俯瞰するような感覚というか、要はちょっと思考をリセットするような感覚に近づいたりします。

日々いろいろなことに追われていると、いろいろ見落としたり見失ったり忘れたりすることがあると思います。そういうとき頭の中を整理(最適化?)するのに本は手軽で手っ取り早い手段だなーと思ったりします。

脳に汗かく感じというか、運動に近いかなと。体も運動してリフレッシュすることがあるみたいに、頭に負荷かけることでリフレッシュできることがあると思います。

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