本はメンター
メンターとは「優れた指導者。助言者。恩師。顧問。信頼のおける相談相手」などの意味があるそうです。
仕事をする上で悩みや葛藤は尽きないものですが、なかなか自分一人で解決できるものばかりでもなかったりします。
コーチングのマッチングサービスや「ナナメの関係」など、従来とは少し違った、身近な人や組織内の近しい人とのやりとりではなく、少し距離感のある人との関わり合いによる思考的な課題解決法も注目されています。
その中から自分にとってのメンターを見つけ、メンターとの対話によって解決につなげられる場合もあるようです。
自分はコーチングを受けたこともなければ(コーチングの有資格者に見てもらったことがないだけで、結果的にコーチングになった人との関わりはあるかもですが)、フリーランスで働いているので組織内の誰かに相談するといった機会も基本的にありません。
一方で悩みは人並みにあるわけで、課題に詰まったり仕事のモチベーションを高めるのに時間がかかることもあります。
自分にとってそうした時に頼れるメンターはやはり本だと思っています。
これまで読んだ本の内容を全て覚えているわけではもちろんないので、たまに本棚からこれと思った本を抜き取ってパラパラめくったりします。
当たりがよければ、その時の自分にとってドンピシャな一節に出会え、意欲が戻ってくることもよくあります。
何より「いつでもそこにあるメンター」としての本は、それが存在するだけで心強いです。
今日のメンターはヒルティの「幸福論」でした。
タイトルとは裏腹に、仕事に対しての考え方が分かりやすく書いてあるのが好きです。
誰でもそうだと思いますが、何かしら心の拠り所となるものは必要だと思います。
それが本なのか人なのか、それ以外のものなのか複数なのかは人それぞれだと思いますが、これというものがあれば心も安定して過ごせるんじゃないかと思ったりします。
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